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【写真：Getty Images】

J2結果まとめ

　明治安田J2リーグ第10節が、19日に日本各地で行われた。モンテディオ山形は、ホームのNDソフトスタジアム山形に愛媛FCを迎えている。サガン鳥栖は、レノファ山口FCとの試合に臨んだ。V・ファーレン長崎は、ヴァンフォーレ甲府のホームに乗り込んでいる。

　山形対愛媛の試合は、今季まだ白星がなくチームとして苦しい状況のアウェイチームが先にスコアを動かした。7分、右サイドを突破した山形DF甲田英將が、ボックス内にクロスを送る。一度はクリアされてしまうも、こぼれ球に反応したMF谷本駿介がエリア手前から右足を振り抜き、山形のゴールネットを揺らした。

リードされた山形は、前半アディショナルタイムにセットプレーのチャンスからFWディサロ燦シルヴァーノのヘディングゴールで追いつくことに成功する。同点のまま迎えた79分、愛媛は山形DF川井歩のオウンゴールで勝ち越すと、82分にはMF行友翔哉が甲田のクロスに合わせてダメ押し弾を決めた。山形は、FW藤本佳希が後半アディショナルタイムにゴールを決めるも反撃はそこまで。1点のリードを守りきった愛媛が、今季リーグ戦初白星を飾っている。

　甲府のホームに乗り込んだ長崎は、試合開始2分で先制点を決めた。ペナルティエリア手前でボールを持った長崎FWマテウス・ジェズスが、後ろから走ってきたDF高畑奎汰にパス。ボールを受けた谷本は、ボックス中央にクロスを送った。これにマテウス・ジェズスが反応し、頭で合わせる。一度はGKにセーブされてしまったものの、こぼれ球を自ら押しこみ長崎が先制した。

　先制された甲府は、ロングスローから追いつくことに成功する。15分、スローイングのこぼれ球を、MF田中雄大がダイレクトでゴール前に送る。このボールにFW三平和司が合わせるも、長崎GK原田岳が反応した。しかし、こぼれ球をDF孫大河が押しこんだ。その後、両チームともにチャンスは作るものの、得点には至らず。試合は1-1のまま終了した。

　山口をホームに迎えた鳥栖の試合は、2-2の引き分けに終わっている。

　19日に行われた試合の結果は以下の通り。

山形 2-3 愛媛
鳥栖 2-2 山口
甲府 1-1 長崎

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