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【写真:Getty Images】
まさかのベンチ外
フランス・リーグアン第30節、スタッド・レンヌ対FCナントの試合が現地時間18日に行われた。試合は、レンヌが1-0で勝利している。スコットランドメディア『Daily Record』は19日に、レンヌに所属するサッカー日本代表FW古橋亨梧がナント戦でベンチ外になったことを驚きとともに伝えた。
今冬の移籍市場で、スコットランドのセルティックからレンヌに加入した古橋。ハビブ・ベイェ監督のもとではなかなか出場機会を得ることができず、この試合ではまさかのベンチ外となった。
同メディアは、「レンヌでの悪夢は新たな展開を迎えている。セルティックの英雄は宙ぶらりんの状態だ」と前置きし、苦しい状況に陥っている古橋について次のように伝えている。
「レンヌでの悪夢のようなスタートは、さらに悪化した。セルティックの英雄は、FCナントとのダービーマッチのメンバーから外された。1月の移籍市場でフランスのチームに加入して以来、その高額な移籍金を正当化するようなことはほとんどしていない。わずか6試合に出場しており、そのうち先発出場したのは1試合のみだ」
さらに、「レンヌで負傷により欠場しているのはDFとMFの2人のみである。つまりキョーゴの欠場は純粋に戦術的な理由によるものだ」と、チームを率いる指揮官の戦術に合わないことから、ベンチ外になった可能性が高いと言及した。
フランスで出番がほとんどない古橋は、今夏の移籍市場で古巣のセルティックが再獲得に動くのではないかという噂も持ち上がっている。
スコットランドメディア『67 HAIL HAIL』は、「かなり突然にクラブを去ったにもかかわらず、古橋は今でもセルティックのファンから好意的に見られている」と述べつつも、日本代表FW前田大然が活躍していることから、復帰は逆に問題を引き起こす可能性があると指摘している。
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