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【写真：Getty Images】

守田の獲得にリーズが関心

　サッカー日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドは、ポルトガル・プリメイラ・リーガのスポルティングCPに所属する守田英正に関心を示しているようだ。英メディア『FOOTBALL FANCAST』は18日に、リーズが守田の獲得を狙う理由について報じている。

　ポルトガルメディア『Record』は17日に、リーズが守田を「真剣な候補」として考えていると報じた。この報道を受けて『FOOTBALL FANCAST』は、「リーズは、今夏に田中と同じ代理人を持つ新たな日本代表選手の獲得を目指している」と述べた上で、昨夏に加入した田中を評価しつつ、なぜ守田との契約をリーズが検討しているのか、次のように分析している。

「現在26歳の田中は、過去12か月間多くの賞賛を受けており、BBCの記者であるアドニス・ストー氏は『リーズ史上最高の掘り出し物の一人』と呼んでいた。290万ポンド（約5億円）という金額は、リーズ史上屈指のバーゲンセールだ。プレミア昇格を勝ち取った場合、守田と契約するための具体的なオファーを準備しているという。彼は田中と代理人が同じであるため、移籍成立は容易になる可能性がある」

　また、「29歳の守田はクラブとの契約が26年夏に満了となるため、今後数ヶ月でリーズは動く可能性がある。『Transfermarkt』による移籍金評価は、キャリア最高額の1500万ユーロ（約24億円）だ。絶好調であれば、守備的MFとしても、CMFとしてもプレーできる」と、契約満了が迫っており移籍金が安くなる可能性があることに触れつつ、能力面も高く評価していた。

　リーズは、18日に行われたイングランド・チャンピオンシップ第43節のオックスフォード・ユナイテッドFC戦を1-0で勝利している。勝点を91に伸ばしたことで、3位のシェフィールド・ユナイテッドとは5ポイント差がついている状況だ。そのため、次節のストーク・シティとの試合の結果によっては、自動昇格圏内である2位以内でのフィニッシュが確定する可能性がある。

　リーズが悲願の昇格を成し遂げるのか、そして守田の獲得に動くのか、進展に注目だ。