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横浜F・マリノス監督解任から一夜明け…
横浜F・マリノスの中山昭宏代表取締役社長と西野努スポーティングダイレクター(SD)は19日、神奈川県横須賀市のF・Marinos Sports Park -Tricolore Base Kurihama-で会見を行った。マリノスは18日、スティーブ・ホーランド監督を解任することを発表していた。
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西野SDは今季マリノス入りし、ホーランド前監督を招聘した。ホーランド前監督はチェルシーやU-21イングランド代表、同A代表でコーチを歴任していたが、トップリーグでの監督経験はない。
明治安田J1リーグでは直近6試合勝利から遠ざかっており、今季は1勝5分5敗で降格圏の18位に沈む。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ではベスト8に進出し、今月末にサウジアラビアで開催されるファイナルズ進出を決めていたが、サウジアラビア遠征前最後のリーグ戦となる浦和レッズ戦(20日)を前に、大きな決断を下した。
中山社長は会見冒頭で「CFG(シティ・フットボール・グループ)のサポートをもらいながら、様々な監督候補者の中から様々な視点で検討した結果、お迎えした」と招聘の経緯を振り返り、「クラブとしてはこの状況を深く受け止めていまして、今回の判断に至りました」と解任について説明した。
西野SDは「監督を選任する責任者として、今年最初のプロジェクトが1つの失敗と認めざるを得ない」と反省する。解任に至る決定打は1つではないとしつつも、「前節の試合の負け方、結果、そして特に後半の内容、そして試合後の選手たちの雰囲気」が決め手の1つとなった。
20日の浦和レッズ戦はパトリック・キスノーボヘッドコーチが指揮を執る。今後について西野SDは「今言えることは、明日は暫定的にパトリック・キスノーボヘッドコーチに指揮を執っていただく。その後のことはお話しできる状況ではない」と話すにとどめた。
(取材・文:加藤健一)
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