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Jリーグ 3週間前

柏レイソルの苦手クラブは? J1ワースト相性ランキング1〜5位。何度も“天敵”として立ちはだかったのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2位:名古屋グランパス

柏名古屋
【写真:Getty Images】

平均勝ち点:1.07
J1通算対戦成績:54試合16勝10分28敗
得失点:65得点81失点(得失点差-16)

 柏レイソルがJリーグで2番目に苦戦している相手が、名古屋グランパスだ。J1での通算対戦成績は16勝10分28敗。1試合あたりの平均勝ち点は1.07と低く、勝率・得失点差ともに芳しくない。

 特に近年の名古屋戦は、明確に苦手としている。直近12試合で柏が勝利を挙げたのは、2023年の天皇杯準々決勝のみ。リーグ戦に限れば、直近9試合で2分7敗と白星から遠ざかっている。さらに、この間に奪った得点はわずか3点。名古屋の堅固な守備を前に、打開策を見いだせずにいる。

 ただし、過去には名古屋相手に好成績を残したシーズンもある。たとえば2001年には敵地で4−1の大勝を含むシーズンダブルを達成し、シーズン6位に食い込んだ。また、柏がJ1初制覇を果たした2011年には、リーグ戦で1勝1分と勝ち越している。

 2011年の天皇杯4回戦での死闘は特に記憶に残るものだ。柏は前半に2点を先行しながら、後半終盤に追いつかれ延長で一時逆転を許す。レアンドロ・ドミンゲスのゴールで追いついてPK戦に持ち込んだが、10人中2人が失敗し、9-10という壮絶なPK戦に敗れた。

 今シーズンの名古屋戦は、今月29日の第13節とシーズン終盤の第36節に予定されている。苦手意識の払拭、そして上位進出のためにも、この“鬼門”を乗り越えることができるか。注目の一戦が待っている。

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