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【写真：Getty Images】

鈴木彩艶の獲得に動く？

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、イタリア・セリエAのパルマに所属するサッカー日本代表GK鈴木彩艶の獲得に関心を示しているようだ。英メディア『EPL INDEX』は16日に、ユナイテッドが狙っているであろう鈴木を含めた4人の候補について報じている。

　ユナイテッドは、現地時間10日に行われたUEFAヨーロッパリーグ準々決勝1stレグでリヨンと対戦し、2-2の引き分けに終わった。この試合では、後半アディショナルタイムにユナイテッドのGKアンドレ・オナナが相手のシュートを弾き、そのこぼれ球を決められたことで痛恨の同点弾を許している。この試合でのミスも影響したのか、13日に行われたプレミアリーグ第32節ニューカッスル戦では、オナナはベンチ外となった。その後、17日のEL準々決勝2ndレグのリヨン戦では、オナナが先発に復帰している。

　同メディアは、「クラブにとって悲惨なシーズンの終盤数試合で、監督はオナナをはじめ​​とする数名の選手をトライアルにかけた」と述べた上で、「これにより、オナナのユナイテッドでの長期的な将来は、さらに不透明になった。昨シーズン開始以来、失点につながるミスを8回犯しており、これは同時期のプレミアリーグのどのGKよりも多い」と、ユナイテッドの守護神のパフォーマンスが良くないことを指摘している。

　そして、「すでにオナナの退団に備えて、現実的な代替案の準備を整えている」と言葉を続け、「日本代表GKの鈴木（パルマ）、ディオゴ・コスタ（FCポルト）、バルト・フェルブルッヘン（ブライトン）、マイク・メニャン（ACミラン）が、いずれもユナイテッドへの移籍が噂されている」と、鈴木を含めた4人がユナイテッドのターゲットにあがっていることを伝えた。

　ただし、ディオゴ・コスタとマイク・メニャンに関しては、UEFAチャンピオンズリーグの出場権を有していないこと、クラブに財政的な余裕がないことから獲得の可能性は低いという。そのため、フェルブルッヘンがもっとも現実的な後釜候補なのではないかと、同メディアは予想していた。