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【写真:Getty Images】
トルコの強豪が関心を示す
イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに所属するサッカー日本代表DF菅原由勢の獲得に、トルコ・スュペル・リグのベシクタシュJKが関心を示しているようだ。英メディア『FOOTBALL LEAGUE WORLD』が17日に、今夏の移籍市場で菅原がサウサンプトンを去る可能性について報じている。
サウサンプトンは、昇格プレーオフを経て、今季プレミアリーグに復帰した。しかし、トップカテゴリーでの戦いに非常に苦しみ、第31節終了時には史上最速での2部降格が決まっている。
同メディアは、「多くの選手がサウサンプトンから去っても驚きではない」と述べた上で、今夏に他のクラブが獲得に動くであろう選手たちについて言及した。
「前回プレミアから降格した直後の移籍市場では、リーグ内で選手売却額がもっとも高いクラブだった。すでに、有力選手の多くがスカウトされている。報道によると、ウェストハム・ユナイテッドはMFタイラー・ディブリング、DFテイラー・ハーウッド=ベリス、DFカイル・ウォーカー=ピーターズ、GKアーロン・ラムズデールの4選手に興味を示しているという。さらに、新たな情報が浮上しており、移籍の可能性が高まっているのは菅原だ」
そして、「菅原はトルコのベシクタシュの目に留まった。昨年加入したばかりだが、イングランド南部からの移籍を望んでいるという。近々、日本代表DFとトルコのクラブの間で交渉が始まると予想されており、移籍金430万ポンド(約8億円)は妥当な数字だろう」と、菅原がサウサンプトン退団に近づいていることを伝えた。
また、「菅原の放出で損益ゼロを目指すべきだ」と言葉を続け、「チーム再建のために、この夏を費やす必要がある。多くの選手を売却する見込みであり、銀行残高はかなり増えるだろう。しかし、遵守しなければならない利益と持続可能性規則を念頭に置く必要がある。売却する選手で大きな損失を出すことは許されない。日本代表DFについても同様だ」と、少なくとも菅原を獲得した際の移籍金600万ポンド(約11億円)に近い金額で、放出する必要があると指摘している。
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