9位:福森晃斗(ふくもり・あきと)
生年月日:1992年12月16日
所属クラブ:横浜FC
能力値:80(攻撃力85、テクニック85、スピード70、パワー80、守備力80)
スペシャリティ(特殊能力):左足のキック
攻撃面に関してはセンターバックとしてはJリーグの最高ランクに位置する、左利きのフィードマスターだ。展開力が抜群で、サイドチェンジやワイドへ展開するためのパスを彼ほど綺麗に通せる選手は国内に見当たらない。それに加えて持ち上がりから、中盤まで関わっていくプレーを得意としており、チャンスと見れば鋭い縦パスやプラス気味のクロスで直接アシストを狙ってくる。
セットプレーのキッカーとしても優秀で、堅守をベースとする横浜FCにとって、攻撃面での最大の強みと言える。ただ、J2で14アシストを記録した昨シーズンに比べると、セットプレーのチャンス自体が少ないこともあり、やや苦労は感じられる。それでも福森晃斗の左足キックがピンポイントで合えば、相手がJ1であろうと関係ないだけに、真価はここからだろう。
北海道コンサドーレ札幌時代はオールコートのマンツーマンで、守備面の不安が指摘されることが多かったが、恩師の四方田修平監督が率いる横浜FCは5バックのミドルブロックやローブロックがベースとなるため、個人の対応でもウィークになるケースはあまり見当たらない。
2-0で勝利した第9節の清水エスパルス戦でも、相手のドリブルをしっかりと封じながら、中央のンドカ・ボニフェイスと協力して、クロスなどにも対応していた。また、時折見せる鮮やかなインターセプトも注目してほしいプレーの一つだ。