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【写真：Getty Images】

U-17北朝鮮代表に冷ややかな視線

　AFC U17アジアカップサウジアラビア2025準々決勝、U-17北朝鮮代表対U-17インドネシア代表の試合が14日に行われ、北朝鮮が6-0で勝利した。韓国メディア『スポーツ京郷』は15日に、U-17北朝鮮代表が韓国を避けてベスト8に進出したのではないかと伝えている。

　北朝鮮は、11日にアジア杯グループステージ最終節で、U-17オマーン代表と対戦した。この試合は、2-2のドローに終わり、1勝2分でグループ2位通過を決めている。

　インドネシアメディア『スアラドットコム』は12日に、「2-2で引き分けた結果、イランに勝利したタジキスタンがグループ首位となった。興味深いことに、北朝鮮とオマーンとの試合では、試合終了間際にゴールが生まれている。この失点によって、韓国と戦うことを避けたのだ」と、グループCを2位で通過した韓国との対戦を、北朝鮮は意図的に失点して避けたのではないかと指摘している。

　疑惑が持ち上がる中で迎えた準々決勝では、北朝鮮が6ゴールを決めてインドネシアを粉砕した。『スポーツ京郷』は、「疑惑の引き分けで、韓国を避けてインドネシアを選択。グループ2位でベスト8に進出し、準々決勝では6-0と大暴れ」と題して、北朝鮮の勝利を次のように報じた。

「北朝鮮は、今大会でD組2位だった。イランと1-1で引き分け、その後にタジキスタンを3-0で撃破している。しかし、後半アディショナルタイムの終了直前に、あえてゴールを許して2位通過を選んだという疑惑が持ち上がっている。勝利して首位で通過した場合、ベスト8で韓国が待ち受けているからだ」

　さらに、同メディアは、「厳しい韓国戦の代わりに、インドネシアとの試合に臨むという選択は、結果的に成功した」と、言葉を続けている。

　一方、韓国は、準々決勝でU-17タジキスタン代表を破り、ベスト4進出を決めた。準決勝では、韓国は日本を下したU-17サウジアラビア代表と、北朝鮮はU-17ウズベキスタン代表と対戦。両国ともに勝ち上がった場合、決勝で南北決戦が実現する。