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ハーヴェイ・エリオット、トレード要員になる可能性も？

　ブライトンがUEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）出場圏外の10位に沈んでいることから、日本代表MF三笘薫が今夏に移籍する可能性がある。移籍先候補としてリバプールが浮上しており、仮に選手交換をするならブライトンはリバプールMFハーヴェイ・エリオットを欲しがると、英メディア『サセックス・ワールド』が15日に予想した。

　エリオットは2019年7月にフラムからリバプールへ完全移籍した後、下部組織で経験を積んでから2020年10月にブラックバーンへ期限付き移籍。翌年にはリバプールへ復帰したが、足首の負傷により長期離脱したことで出番は少なかった。それでも2022/23シーズンは公式戦46試合で5得点2アシストを記録している。そして、昨季は公式戦53試合に出場し4得点14アシストをマークする活躍を見せた。しかし、今季は再び怪我により、出場数を大幅に減らしている。

　同メディアによると、ブライトンは過去にエリオットに興味を示していた時期があるという。その上で「クラブとしては選手単体での交渉を好み、トレード案件にはあまり関心を示さない」と前置きしつつ「仮に選手交換を検討するなら、誰が候補となるのか？」とのテーマで、エリオットをトレード要員に選出した。

　続けて「エリオットは攻撃的MFとしての資質に加え、ミッドフィールドや前線の様々なポジションをこなせる汎用性も持ち合わせており、ブライトンにとって理想的な補強と言える。三笘が今夏にブライトンを去る場合、エリオットは三笘と同タイプの代役にはならないかもしれないが、それでもチームに上質な戦力を加えることになるのは間違いない」と評価している。ブライトンは少なくとも7000万ポンド（約133億円）の移籍金を要求すると考えられており、その要求額を下げるためにリバプールがエリオットを差し出すこともあり得そうだ。