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北海道コンサドーレ札幌MF高嶺朋樹が水戸戦へ抱負
北海道コンサドーレ札幌のMF高嶺朋樹は10日、12日の水戸ホーリーホック戦に向けトレーニングを行い、取材に応じた。5日の徳島ヴォルティス戦では、本職ではない左サイドバックでの起用ながら、相手の攻撃に対して無失点で抑え、待望の今季ホーム初勝利に貢献。シーズンはまだ序盤、高嶺が気持ちを新たに今後の戦いに照準を合わせた。
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5日の徳島戦では、本職のボランチではなく、今季はじめて左サイドバックで先発出場した。「自分が前向きでトラップできる立ち位置なので、味方をできるだけフリーでボールを受けられるようにするのが後ろの役目だと思っている」と振り返り、岩政大樹監督から求められていた守備面での期待にも応えた。
高嶺は今年1月、ベルギー1部のKVコルトレイクから3年ぶりに古巣・札幌に電撃復帰。クラブの下部組織出身で、今季よりキャプテンを託された。1年でのJ1復帰を掲げていた札幌だったが、開幕から4連敗。ここまでリーグ戦8試合を終えて、3勝0分5敗の16位と中々思うような結果を残せていない。
序盤の戦いについて、「3勝5敗という形で自分たちが満足する形ではないですけど、本当にまだ30試合あって、全然まだ取り返せると思うし、ここからの30試合、自分たちがどう振舞うかだと思うので、5試合負けた中で学んだところがいっぱいあるので、そこを大事にしていきたいなと思います」と力を込めた。
前節、チームが課題としていた守備では0に抑え、今季はじめてのクリーンシートを達成。チームとしても大きな手応えを感じているようだ。
「前半いくつかピンチがありましたけど、耐えて、耐えて自分たちが体を張って、守ることができましたし、(GKの中野)小次郎含めて、本当にそれは大きかったと思うし、後半に関して言えば、ほぼチャンスは作らせなかったので、自分たちが前からのプレッシャー含めていい守備はできたんじゃないかなと思います」
ホーム初勝利を挙げたチームの雰囲気は良く、「ここから連勝していけるような雰囲気が感じられる」と前向きだった。
さらに、徳島の選手が危険な足裏キックをしたことで、両軍が入り乱れ揉み合いになった場面については、「(岩政監督は)熱かったっすね。でも目の前で足の裏で(DF西野奨太が)蹴られていたので、そういう監督もいていいんじゃないかなと思います。あれがあってというわけではないが、相手がやったことでみんな火がついたと思う」と話題になったシーンを冷静にみつめたが、チームの士気は確実に高まっている。
次節は12日、アウェイで水戸と対戦する。水戸とは順位こそ札幌よりひとつ高い15位だが、勝ち点9で並ぶ相手。順位に関係なく、ここから30試合どんな相手だろうが、楽な試合などはひとつもないが、勝ち続けるだけだ。
「自分たちは本当に連勝していかないと本当に先はないので、必ず連勝しなきゃいけないと思っているし、強度を含めて徳島戦のようなゲームを見せたいなと思います」
(取材・文:編集部)
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