FW:バスケス・バイロン
生年月日:2000年5月16日(24歳)
所属クラブ:FC町田ゼルビア
FC町田ゼルビア3年目となるバスケス・バイロンは、今季ここまでピッチでプレーする姿を見せていない。
現在24歳のバイロンはチリ出身。青森山田高校3年時に全国高校サッカー選手権優勝を経験するなど目覚ましい成長を見せたが、卒業後はJリーグクラブではなく、2019年当時東北1部(5部相当)だったいわきFCに加入している。
その後、母国チリのウニベルシダ・カトリカに期限付き移籍をし、2022年には東京ヴェルディに完全移籍。2023シーズン途中には、当時J2で優勝を争っていたライバル・FC町田ゼルビアに完全移籍することを決断し、“禁断の移籍”として話題を呼んだ。
ピッチ外の話題で注目を集めたバイロンだが、町田でも実力を示し、2023シーズンはリーグ戦16試合に出場して1ゴール3アシストを記録。J1昇格に貢献する活躍を見せた。
迎えた昨シーズンは開幕から先発出場を重ねていたが、3月に右長内転筋肉離れの負傷で離脱。その後は復帰するも、ベンチ外となる試合が増えるなど、悔しさの残るシーズンとなった。
今季はバイロンにとって雪辱を果たす1年になるはずだったが、残念ながらここまで公式戦の出場は無い。直近のリーグ戦4試合はベンチ外となっており、ポジション争いで敗れている。
このまま高校時代からの恩師・黒田剛監督の下で復活を図るのか、それとも出場機会を確保できる他クラブを目指すのか。この夏の移籍ウインドーでは、バスケス・バイロンの動向に注目だ。
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