フットボールチャンネル

フォーカス 3週間前

もう4月なのに…。いまだ無所属の日本人選手6人。今後どうなる? サッカー日本代表クラスの大物も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:内田裕斗(うちだ・ゆうと)

内田裕斗
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年4月29日(29歳)
最終所属クラブ:ベガルタ仙台
昨季リーグ戦成績:6試合0得点0アシスト

 内田裕斗は、2024シーズン限りでベガルタ仙台との契約が満了し、現在もフリーの状態が続いている。

 ガンバ大阪の育成組織で育った内田は、世代別のサッカー日本代表も経験した有力選手だ。2014年にトップチーム昇格し、同年のヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)のサガン鳥栖戦でデビューを果たした。

 しかし、G大阪での出場はこの1試合のみにとどまり、その後は徳島ヴォルティス、鳥栖と渡り歩いたのち、2022年からはベガルタ仙台に加入した。

 仙台加入初年度の2022シーズンは、J2リーグで34試合に出場し1得点4アシストを記録。翌2023シーズンもリーグ戦24試合に出場して1得点3アシストと、安定したパフォーマンスを見せていたが、度重なるケガの影響もあり、2024シーズンはリーグ戦6試合出場にとどまった。

 左サイドバックを主戦場とする内田は、豊富な運動量とスタミナを武器に上下動を繰り返し、左足の高精度なクロスで多くのチャンスを演出してきた。仙台が若手育成路線を進む中で契約更新には至らなかったが、その経験と特長を求めるクラブはあるはずだ。

 29歳という年齢を考えれば、まだ第一線で戦える力はあるはず。プレースタイルがフィットする環境で再び輝くチャンスを得られるか、今後の動向に注目だ。

1 2 3 4 5 6

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!