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【写真:Getty Images】
国内初陣は1-1のドロー
サッカー女子・国際親善試合、なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)対コロンビア女子代表の試合が6日に大阪・ヨドコウ桜スタジアムで行われた。昨年12月に就任したニルス・ニールセン新監督の国内初となる試合は、後半アディショナルタイムにDF高橋はながPKを決めて、1–1の引き分けに終わっている。
今回の親善試合では、主力のGK山下杏也加、MF藤野あおば、MF谷川萌々子、MF浜野まいかなどが負傷やコンディション不良の影響で不在となっている。ニールセン監督の国内初陣では、MF長谷川唯、長野風花、籾木結花などが先発起用された。
前半立ち上がりからボールを保持してコロンビア陣内に攻め入ったなでしこ。12分にMF宮澤ひなたがペナルティエリア左からシュートを放つも、これは惜しくもゴールポストに当たり得点には至らず。28分には、籾木がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。しかし、相手GKのファインセーブで先制ゴールとはならなかった。
チャンスを何度か逃してしまう形で迎えた35分、スコアを動かしたのはコロンビアだった。MFロレーナ・ペドヤのクロスにFWカルラ・トーレスが頭で合わせて、先制ゴールを奪う。さらに43分には、FW田中美南が負傷でピッチを後にするアクシデントが発生した。
追いつきたいなでしこは、ハーフタイムにDF北川ひかる、清家に代えて佐々木里緒
と植木理子を投入。選手交代でゴールを狙うも、なかなか得点には至らない。51分には籾木がループシュートでコロンビアゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定で0-1のままとなった。
このままコロンビア勝利で終わるかと思われた後半アディショナルタイム、再びなでしこがチャンスを迎える。松窪の放ったシュートが相手DFの手に当たり、土壇場でPKを獲得した。これを途中投入されたDF高橋はなが冷静に決めて、同点に追いつく。
試合はそのまま終了。ニールセン監督の国内初陣は、1-1ドローという結果で終えた。
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