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Jリーグクラブの誇り!? W杯日本代表選手の輩出数ランキング1〜10位。最高の舞台に最も送り出したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7位:FC東京


【写真:Getty Images】

W杯歴代選出メンバー数:6人
最後の選出選手:長友佑都(2022年)

 これまで計6人の選手をワールドカップ(W杯)日本代表に輩出しているFC東京が7位にランクインした。

 1999年にJリーグに参入し、2000年にJ1昇格を果たしたFC東京は、2006年のドイツ大会に2人の選手を送り出している。1人は長年クラブの正守護神として活躍してきた土肥洋一。Jリーグで216試合連続フル出場という驚異的な記録を持つ男は、当時の代表メンバーの中では最年長の32歳という年齢で自身初のW杯を迎えた。

 もう1人のW杯戦士である茂庭照幸は、当初メンバーから外れていたものの、田中誠の負傷離脱に伴う追加招集という形でW杯の舞台へ。対人守備に絶対的な強みを持つDFとしてグループステージ初戦のオーストラリア代表戦で途中出場をしている。なお、先述した土肥とは逆で、当時24歳だった茂庭は駒野友一とともにチーム最年少としてW杯を戦った。
 
 2014年のブラジル大会では森重真人と権田修一が選出されている。両者ともに当時のFC東京を支えていた中心的存在であり、今もなお第一線で活躍するベテラン選手だ。

 そして、なんといっても長友佑都の存在を忘れてはいけない。自身初のW杯となった2010年の南アフリカ大会で全4試合にフル出場すると、大会終了直後には初の海外挑戦としてチェゼーナへの移籍を掴み取った。
 
 その後は海外組として2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会に出場した長友だったが、2021年夏にFC東京に復帰。翌年に開催された2022年のカタール大会には国内組のメンバーとして選出され、ピッチ内外でチームに上昇気流をもたらした。

 すでに4大会連続でW杯に出場している長友の次なる目標は、やはり5大会連続出場だろう。現在も代表に招集されているあたりを見ると、2026年の北中米大会は射程圏内に捉えているか。
 

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