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岩政大樹監督「苦しかった」北海道コンサドーレ札幌のホーム初勝利に安堵も「この戦いを残り30試合やる」

text by 編集部 photo by Getty Images

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コンサドーレ 岩政大樹監督

【写真:Getty Images】

岩政大樹新体制、待望のホーム初勝利

 北海道コンサドーレ札幌は5日、明治安田J2リーグ第8節で徳島ヴォルティスとホームで対戦し、1-0で今季ホーム初勝利をつかんだ。今季からチームを指揮する岩政大樹監督がフラッシュインタビューに応じ、込み上げる感情を抑えながらも手応えを口にした。

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 8試合目にしてようやくつかんだ本拠地での初勝利に安堵でいっぱいだった。岩政監督は1万人を超えるサポーターの大歓声を一身に浴びた。

「いや、もう選手たちと一緒で苦しかったですし、ただ、きょうは0-0で終わっても選手たちを褒めようと思っていました。そのくらいの試合を選手たちはしましたし、これくらいの試合を続けていけば彼らは成長するというふうに感じましたね」

 2018年からミハイロ・ペトロヴィッチ監督が指揮をとり、J1の舞台で戦ってきた札幌だが、昨季にJ2降格。ペトロヴィッチ監督が退任し、今季から岩政新体制となるも、第7節まで2勝5敗の勝ち点6でJ3降格圏すれすれの苦しい状況を迎えていた。

 それだけに、ホームのサポーターの前で勝利を届ける必要があった。攻守が目まぐるしく変わる展開で得点を奪えなかった前半から一転して、後半は中々決定機を作ることができずにいた。それでも、終盤に途中出場のMF長谷川竜也がチャンスを作り、最後はDF家泉怜依が豪快にヘッドで決勝ゴールを奪った。

「時が止まったように感じました。これは吸い込まれるなと思ったら入りましたし、僕も何度か経験した形でしたので、懐かしくもありましたね」とゴールの瞬間を嬉しそうに振り返った。

 課題としていたサイドからの前進については、「自陣でのビルドアップのところがうまくできないところがあったので、もうちょっとやりたいなというところはあったんですけど、敵陣に入ってからの攻撃は何度も何度もゴール前に入っていけましたし、良かったと思いますね、左右ともに」と一定の評価。

 決勝ゴールも左サイドから生まれたものだったこともあり、手応えを感じているようだった。「攻守ともに(よかった)。今週やってきたことを選手たちが出してくれましたし、この戦いを残り30試合すればなんでも起こせる選手たちだと思います」

 1年でのJ1復帰を掲げる札幌の逆襲はここからだ。

「この熱量・強度をあと30回続けられるかです。これはそんなに簡単じゃないですが、毎試合選手たちと一緒に良い準備をして、あと30回やりたいと思っています」と次節4月12日のアウェイでの水戸ホーリーホック戦に向けて、力を込めた。
 
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【了】

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