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【写真：Getty Images】

前田が達成可能な記録とは？

　スコットランド・スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属するサッカー日本代表FW前田大然は、今季公式戦30ゴールを達成した。現地メディア『YARDBARKER』は4日に、前田が今季達成する可能性のある偉大な記録について注目している。

　現地時間3月29日に行われた第31節のハーツ戦では、セルティックが3-1で勝利。この試合で前田は2得点を奪う活躍を見せており、節目となる今季30得点目を達成した。

　同メディアは、「冬の移籍で古橋がチームを去り、セルティックのトップに穴が空いた。前田はそのチャンスを掴み、チームを助ける素晴らしいパフォーマンスを見せている」と述べつつ、前田が達成しそうな記録について言及している。

「前田は今季、スコットランドリーグとUEFAチャンピオンズリーグの両方で定期的にゴールを決めている。この日本人FWはこれまでの全大会で30ゴールという素晴らしい成績を残しており、チャンピオンズリーグでの4ゴールもその1つだ。今シーズン、前田があと10ゴールを決めれば、1シーズンで40ゴールを決めたセルティックの偉大な選手の仲間入りを果たすことになる」

　また、「これまで40ゴールを成し遂げた選手はたった8人だ。ケニー・ダルグリッシュ、ヘンリク・ラーション、ジョー・マクブライド、ボビー・レノックス、ジミー・マグローリー、チャーリー・ニコラス、ブライアン・マクレアー、リー・グリフィスだ」と、これまで40ゴールを達成した偉大な選手たちの名前を紹介した。

　そして、「歴史を作るチャンスだ」と述べた上で、「前田もこのリストに名前を加えることができるだろうか。前田の現在の調子を考えれば、彼がこの名誉あるリストに加わる可能性を秘めていることに疑いの余地はない。前田は今季好調だったことから、今夏の移籍市場でさまざまなクラブが彼に興味を示すだろう。しかし、セルティックは彼を長く留めるためにあらゆる手を尽くすべきだ」と、他のクラブが前田に関心を示していることに言及しつつ、引き留めを図るべきだと主張している。