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【写真:Getty Images】
加入2年目の家泉怜依が決勝ゴール
北海道コンサドーレ札幌は5日、明治安田J2リーグ第8節で徳島ヴォルティスとホームで対戦し、1-0で今季ホーム初勝利をあげた。殊勲の決勝ゴールを決めたDF家泉怜依が試合後のヒーローインタビューに応じ、喜びを爆発させた。
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劇的な展開が最終盤に待っていた。後半アディショナルタイムの95分、途中出場したMF長谷川竜也の左クロスに家泉が頭で合わせて、ゴールにねじ込む。これが決勝点となり、札幌は激しい攻防を制し、待望のホーム初勝利をつかんだ。
「去年からあの形をずっと練習していて、去年自分が外したりとか、試合に出ていなかった。きょうやっと決めれたので、めちゃめちゃうれしいです」と長谷川からのクロスが入ってきた瞬間を振り返る。
家泉は札幌2年目。昨季まで不動のセンターバックを務めていた岡村大八がFC町田ゼルビアに移籍したことで、その穴を埋める存在として活躍が期待されていたが、開幕から3試合は先発の座をつかむことができずにいた。センターバックのファーストチョイスとなっていたDF大崎玲央の怪我により巡ってきたチャンスでここ4試合スタメンをはっている。
はじめてのお立ち台にも「いや、きょうもプレーなんもできていなかったので、点でみんなに恩返しできて本当によかったです」と謙遜したが、その力強いボディコンタクトと空中戦の強さで守備の要として跳ね返し、チームの勝利に貢献した。
札幌は今季はじめてのクリーンシート。岩政大樹監督が根深い問題として挙げていた守備でようやくひとつの成果をあげられたことは、チームにとっても家泉自身にとっても大きいはずだ。
「まだホームで初勝利しただけなので、ここから連勝続けていけるようにこれからも応援よろしくお願いします!」と次節4月12日のアウェイでの水戸ホーリーホック戦に向けて、意気込みを語った。