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【写真:Getty Images】
湘南ベルマーレ山口智監督がオンライン取材に出席
湘南ベルマーレの山口智監督は4日、6日の名古屋グランパス戦に向けて、練習後のオンライン取材に応じた。チームは開幕3連勝から2戦引き分けを挟み、3連敗と苦しい状況に立たされている。この苦境を「自分の問題」と強調する山口監督。連戦が続き、トレーニング時間を中々確保できない中で、どのようにアプローチしていくのか。
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湘南の次の対戦相手は名古屋。開幕以降、中々白星から遠ざかっていたが、直近ではリーグ戦で2連勝している。
「もともと能力のあるチームだと思っていますし、最初勝ってなかったとかは正直あまり気にしていない。ハードワークをする、愚直に個々の能力を出すチームだと思うので、その辺は気をつけないといけないと思っています」
名古屋を警戒したうえで、山口監督は今の状況を「危機感を持っているのはあると思いますし、歯がゆさやもどかしさはよりある感じはしますけど、特に引きずっているとか変な感じはないです」と淡々と話した。
選手自身に問題があるということではなく、あくまでも自分自身に目を向けた。
「みんなコミュニケーションとりながら、しっかり向き合ってくれているので、問題はやっぱり自分のところなのかなというのは常にある中で、自然と選手の能力を出させてあげるようにしないといけない。自分の問題」
では、実際にどのようにこの自身との問題に向き合っていくのか。考え方の基準を例にして、持論を展開した。
「メンタル的なところが大きいと思うので、技術がないとかそういうことがないとかではなくて、選べないところに対して選べるように、起きたこと、起きそうなこと、やってもらいたいことの中で引き出すのが僕の持っていき方。この連戦の中ではとにかくポジティブにいけるような考え方でやっています」
たとえミスをしても、トライし続けてほしい。ミスしたことが悪いということではなく、なぜそれが成功するのか、ミスをするのか、というところのフォーカスをしっかり持てさえすれば、ピッチ上での瞬時の判断が求められたとき、自分が持っている基準の中から答えを探し出すことができるという。
「(この状況を)起こしてしまっているのも自分たちですし、これを修正できるのも自分たち。周りの声もあるが、それをどう受け止めて、パワーに変えていくかが大事な要素だと思います。やり方を変えたりもあると思うが、考え方としてもやり続けるしか自分たちはないと思います。自分たちがその信念をもってやることが大事なのかなと考えています」
(取材・文:編集部)
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