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「そこがなくなったら僕が出ている意味がない」川崎フロンターレFW宮城天はなぜPKキッカーを名乗り出たのか

text by 編集部 photo by Getty Images

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宮城天

【写真:Getty Images】

川崎フロンターレFW宮城天が途中出場でゴール

 川崎フロンターレは2日、明治安田J1リーグ第8節で湘南ベルマーレと対戦し、「神奈川ダービー」を2-0の完封勝利で制した。今季初の連勝を決定づける追加点を挙げたのが23歳のFW、宮城天だ。途中出場でも自らの持ち味を発揮し、指揮官へアピールした。

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 82分からピッチに立った宮城は、左サイドで躍動した。投入直後、左サイドで折り返し、河原創のシュートチャンスを演出すると、アディショナルタイムには、ペナルティエリア内でドリブル突破。縦への仕掛けがPKを誘った。
 
 PKを獲った選手が蹴りたいのであれば、その意思が尊重されるという。「僕はもう迷いがなかった」と自らが得たPKのキッカーに名乗り出た。

「シュートやPKは自分の得意な部分。ほぼシュートと同じ感覚で蹴れるので、自信があった。いろんな人をはねのけて蹴ったので、絶対に決めないといけないと思いました」

 自信を持って蹴ったシュートは、ゴール右隅に決まった。「ああいうところで譲ってたら、いつになっても中心選手になれないですし、より目に見える結果を全力で取りに行った結果がああなったのかもしれない」とそのシーンを振り返る。

 今季になって、よりインサイドでボールを受けることが多くなり、プレースタイルの幅を広げていく中で、「自分の特徴は仕掛ける部分。そこがなくなったら僕が出ている意味がない」と改めて、自身の武器に気付いたという。

 宮城は開幕戦以来のゴールで今季2点目。まだスタメン奪取とはいかない状況だが、強みである仕掛けを意識して、これからも結果を出していく。

「この7連戦は一番チャンス。やっぱりスタメンで出たいし、スタメンに出たときに自分のプレーができる自信もある。きょうみたいに結果を出さないと、スタメンでも使ってもらえない。気持ちを込めてやった結果、点も取れましたし、アピールはできたのかなと思います。この7連戦は全員の力が必要だと思う。準備はずっとし続けたいなと思っています」

(取材・文:編集部)
 
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【了】

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