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最も若かったのは? サッカー日本代表、歴代スタメン平均年齢ランキング。1位は衝撃の若さに!?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

5位

スタメン平均年齢5位

試合:シンガポール対日本(AFCアジアカップレバノン2000予選 第1節)
開催日:2000年2月13日
先発イレブン平均年齢:23.7歳
当時監督:フィリップ・トルシエ

 日本代表の歴代スタメン平均年齢ランキングで5位となったのは、2000年2月13日に行われたシンガポール代表戦だ。先発イレブンの平均年齢は「23.7歳」である。

 AFCアジアカップレバノン2000の出場を懸けた予選で、日本代表はシンガポール代表、マカオ代表、ブルネイ代表とともにグループ10に入った。初戦のシンガポール代表戦において、フィリップ・トルシエ監督は中田浩二、稲本潤一、小野伸二、高原直泰という4名の20歳プレイヤーを先発イレブンに抜擢。彼らはすでに良い意味で若さを感じさせない堂々たるプレーを見せており、トルシエジャパンや後のジーコジャパンで主力として活躍していくことになる。

“20歳カルテット”の他にも、先発イレブンには若い選手が居並ぶ。先制点を含む2ゴールを挙げた中澤佑二は、当時21歳。中澤と最終ラインを形成した松田直樹は22 歳で、中田を含む「フラットスリー」の平均年齢はちょうど「21歳」だった。

 なお、この頃から最強の左足を思う存分に振るっていた中村俊輔は21歳、2024シーズン限りで現役引退を発表した伊東輝悦は当時25 歳だった。

 トルシエ監督に率いられたヤングジャパンはシンガポール代表を3-0で一蹴。アジアカップ予選で幸先の良いスタートを切り、3戦全勝で本大会出場の権利を勝ち取る。その後、日本代表が地元開催の1992年大会以来となる二度目のアジアカップ制覇を果たしたのは、もはや説明するまでもないだろう。

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