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「より成長できる」三竿健斗の復帰が鹿島アントラーズに与える影響。樋口雄太、柴崎岳、舩橋佑らがボランチの座を争う

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

鹿島アントラーズの舵取り役は誰になるのか

 鹿島アントラーズのMF三竿健斗が、3月29日に県立カシマサッカースタジアムで行われた明治安田J1リーグ第7節、ヴィッセル神戸との試合で、怪我から戦列復帰した。短い出場時間ながらも、昨季の覇者・神戸を相手に1-0の完封勝利に貢献した元サッカー日本代表の存在が鹿島のボランチ争いをさらに激化させそうだ。

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 開幕直前の練習試合で膝の膝蓋腱を痛め、出遅れていた三竿は神戸戦が今季、公式戦初出場となった。わずか10分強の出場時間だったが、スタートからの出場でも全然問題ないという。

「(3月20日のルヴァンカップ1回戦)栃木シティ戦の次に練習試合をやって、30分だけ調整できたので、問題ないです。ちょっとずつプレー時間を増やせるようにまた練習からアピールしていきたいです」

 セカンドボールの回収や相手に起点を作らせないことを求められていたという三竿。あまりボールを触る機会は少なかったが、要所を締めた三竿について、試合後、鬼木達監督はこのように評価している。

「仕事としては最後締める部分でよくやってくれたと思います。今シーズン初めての公式戦、それもビッグマッチで、そんなに練習試合をやれたわけではないので、そういった中でよく仕事をしてくれたというふうに思っています。また、少し長い期間休んでいた人が帰ってくるというのはうれしく思います」

 鹿島のボランチ争いはさらに熾烈を極めそうだ。開幕はMF柴崎岳とMF知念慶がスタメンを奪っていたが、2節以降、MF樋口雄太がダブルボランチの一角に名を連ねるようになっていった。さらに、下部組織出身のMF舩橋佑にも少しずつチャンスが与えられている。それでも三竿はこの状況を歓迎している。

「(ボランチのポジション争いが激しくなっていることは)いいことだと思いますし、そこでの競争に勝つことで自信だったり、より自分が成長できると思うので、良い競争ができていると思います」

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【了】

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