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Jリーグ 4週間前

やはりレベルが違う!? J1→J2移籍で大活躍中の選手6人。圧倒的な存在感を放つ男たち

MF:倍井謙(ますい・けん)

倍井謙
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年4月4日(23歳)
所属クラブ:ジュビロ磐田 ※期限付き移籍
今季リーグ成績:7試合2ゴール0アシスト

「再ブレイク」と言った方が正しいのか。若きサイドアタッカーがJ2の舞台でロケットスタートを切っている。

 倍井謙のJ1デビューは素晴らしいものだった。名古屋グランパスで過ごした昨季、第1節の鹿島アントラーズ戦でJ1デビュー。チームは0-3の大敗を喫したが、途中出場でピッチに立つとサイドから積極的に仕掛けて得点の可能性を感じさせた。

 第8節のジュビロ磐田戦ではリーグ戦初ゴールも記録し、着実にチーム内で存在感を増していた。

 ただ、ブレイクの兆しを見せていたリーグ前半戦から一転して、後半戦ではなかなか出場機会に恵まれず、ベンチ外の試合が増加。倍井はさらなる成長を目指し、今季から磐田に期限付き移籍することを選んでいる。

 その磐田では、第1節の水戸ホーリーホック戦でさっそく先発出場。53分にチームのシーズン初得点となる先制ゴールを奪い、監督の起用に応える素晴らしい活躍で勝利に貢献した。

 勢いに乗った倍井は翌節のサガン鳥栖戦でも82分にゴールを奪取。これが決勝点となり、チームに10年ぶりとなる開幕2連勝をもたらした。

 第3節以降はゴールやアシストといった結果は出ていないが、ここまでリーグ戦7試合連続で先発に名を連ねている。名古屋時代からの持ち味であるスピードとキレのあるドリブルを存分に発揮しており、J2の舞台でも自信あふれるプレーを見せている。

 このまま順調に出場試合数を積み上げていけば、シーズン終了後にはさらに危険なサイドアタッカーとしてスケールアップしていることだろう。

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