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アーリング・ハーランド、今季も点取り屋として活躍していたが…
マンチェスター・シティに所属する24歳のノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、現地時間3月30日に行われたFAカップ準々決勝のボーンマス戦で負傷した。怪我の程度によっては今季終了の可能性もあると、英紙『メトロ』が3月31日に報じている。
ハーランドは今季公式戦40試合に出場し30得点4アシストを記録。今回のボーンマス戦では先発出場を果たし、0-1で迎えた49分に貴重な同点ゴールを決めている。しかし、ボーンマスのイングランド代表MFルイス・クックと衝突後、一度はピッチに戻ったものの、61分にエジプト代表FWオマル・マーモウシュと交代してベンチに退いた。試合後には保護ブーツを履き、松葉杖をついてスタジアムを去る姿が目撃されている。後日、マンCは公式サイトを通じて声明を出し、ハーランドが今季の残り試合に間に合うように回復することを示唆した。
検査の結果次第では、長期離脱もあり得るという。負傷管理やパフォーマンス分析を専門とするキットマン・ラボのCEO兼創設者であるスティーブン・スミス氏は「比較的軽いものから、やや深刻なものまで、2~3通りのシナリオが考えられる。一つ目は、関節の内部において打撲による被膜の炎症や軟部組織が過敏な反応を起こしている恐れがあるというもので、これは比較的軽度なため数日で復帰できるだろう。だが、足首の内側にある三角靭帯の損傷なら、復帰まで2~4週間を要する。最悪なケースは、遠位脛腓靭帯結合(シンデスモーシス)の損傷だ。足首全体を包み込み、関節をしっかり固定する役割を果たしている。この部分を痛めた場合は非常に厄介な怪我になる。負傷の程度によっては、4~12週間かかるだろう」と述べ、今季終了の可能性があることを示唆した。
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