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「決断の時だ」遠藤航に英3クラブが興味!?移籍なら出場時間増加か「実力が足りないわけではない。全く違う」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールの遠藤航
【写真:Getty Images】

遠藤航、今夏にリバプールを離れるのか?

 リバプールに所属する32歳の日本代表MF遠藤航に対し、ドイツのアイントラハト・フランクフルトに続き、イングランドのフラム、イプスウィッチ・タウン、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズの3クラブが興味を示しているようだ。英メディア『アンフィールド・インデックス』が3月31日に報じている。

 

 遠藤は今季公式戦26試合に出場しているが、リーグ戦では一度も先発起用されておらず、FAカップやEFLカップ(カラバオ・カップ)、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)といったカップ戦でしかスタメン出場を果たしていなかった。リバプールを率いるアルネ・スロット監督はオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフを好んで起用しており、遠藤は“クローザー“として活用される状況となっている。

 そのため、遠藤の契約期間は2027年6月まで残っているが、今夏にもリバプールを離れる可能性が浮上していた。ただし、同メディアは「遠藤の実力が足りなかったというわけではない。全く違う」と強調した上で「遠藤の昨季の貢献は決して軽視すべきではない。激動の移籍市場を経て安定を求められた中盤で、彼はチームを繋ぐ存在だった。ユルゲン・クロップ前監督は彼を信頼し、そのポジショニングのセンスや規律を重宝した。しかし、その信頼が新体制でもそのまま引き継がれるとは限らない」と評価している。

 続けて「遠藤も時間が味方ではないことを理解している。この3クラブなら、彼が求める出場機会を与えられる。一方で、リバプールはスカッドの整理を進めている。この移籍は、双方にとって理にかなったものになるだろう。決断の時だ。リバプールの中盤は進化した。若く、速く、トランジションに特化した構成になっている。遠藤の持ち味は依然として有用だが、もはや不可欠ではない。適切な移籍金なら、円満な形での退団が最良の選択肢かもしれない」との見解を示した。

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【了】

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