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最も稼ぐのは? 欧州日本人VS韓国人、最新高額年俸ランキング1〜5位。アジアサッカーを牽引する男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。その中でも日本と韓国の選手は特に注目されている。では、ヨーロッパでプレーするこれらの選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグのクラブで活躍する日本人と韓国人選手の最新推定年俸ランキングを紹介する。※年俸は『Capology』を参照。出場記録などのデータは3月26日時点。

5位:冨安健洋(日本代表)

冨安健洋
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年11月5日
推定年俸:620万ユーロ(約9億9200万円)
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
24/25リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト

 サッカー日本代表の冨安健洋は、イングランドの強豪アーセナルで推定年俸620万ユーロ(約9億9200万円)を受け取っており、このランキングで5位に入った。

 冨安は2021年夏にイタリアのボローニャからアーセナルに加入し、年俸342万ユーロ(約5億4720万円)の契約を交わした。その後、負傷による離脱を繰り返しながらも、ピッチに立てば抜群の安定感を披露し、2024年5月の契約延長で現在の金額になった。

 しかし、今シーズンは開幕前にひざを負傷して出遅れ、10月5日のサウサンプトン戦で一度は復帰したものの、再びひざを痛めて離脱。リハビリを続けていたが回復が思わしくなく、今年2月には2022年3月以来2度目の手術を受けた。

 センターバックもサイドバックもハイレベルにこなし、対人守備でもビルドアップ能力でもアジア人DFでトップレベルにある冨安だが、今シーズンはここまで出場時間がわずか6分間にとどまっている。アーセナル内では16番目の年俸水準だが、実質的には出場1分あたり100万ユーロ(約1億6000万円)以上という計算になってしまう。

 この状況を受けて、今夏には移籍の噂も浮上している。ただし、度重なる負傷歴があるだけに、獲得に慎重な姿勢を見せるクラブも多いとみられる。

 本来の実力が発揮できれば、日本代表にとって2026年FIFAワールドカップの中心選手となる存在。まずは、継続してピッチに立てる状態への回復が急務となっている。

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