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32年目のJリーグが盛り上がりを見せている。30年を超えるリーグの歴史を紐解くと「常勝軍団」や「史上最強」といった称号を与えられたクラブが安定した成績を残してきた。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したJ1リーグにおける通算勝ち点を集計。期間を2005〜2024までの20シーズンに絞り込み、ランキング形式で紹介する。
2位:川崎フロンターレ
【写真:Getty Images】
試合数:697試合
通算成績:364勝155分178敗(得失点差:428)
通算勝ち点:1,247
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直近20シーズンのJリーグで強烈な存在感を放ってきたのが川崎フロンターレだ。内容と結果を両立させ、見る者を魅了してきたクラブは、通算勝ち点ランキングで惜しくもトップを逃したものの、2位にランクインしている。
川崎Fが直近20シーズンで稼ぎ出した勝ち点は「1,247」にものぼる。2005~2024シーズンの計20シーズンで10位以上でのフィニッシュを逃したのは、11位だった2011シーズンのみ。この事実からも、同クラブがいかに長きに渡って安定した強さを発揮してきたかが分かる。
川崎Fの凄みは、主力選手の多くが自前で育て上げたユース出身者でありながら、タイトル獲得という結果を残し続けてきた点だ。三笘薫、田中碧、脇坂泰斗、板倉滉といった代表クラスの人材をトップチームに安定的に供給してきたアカデミーの存在なくして、1,247ポイントもの勝ち点獲得は実現できなかっただろう。
ただユースから選手を引き上げるだけでなく、タイトル獲得に貢献できる重要戦力に仕立て上げるノウハウが確立されているのはクラブの大きな強みだ。
鬼木達監督の下で黄金期に突入した川崎Fは、2017〜2021シーズンの間に4度のJ1制覇を達成。“美しく勝つ”チームとしてJリーグ史に名を刻んだ。2024シーズンは8位に順位を落とし、8年間指揮した鬼木監督が契約満了で退任するなど、クラブは変革の時を迎えた。
2025シーズンは長谷部茂利新監督と共に再出発をはかる1年となっている。育成という強固な地盤を持つ川崎Fはこれからも新たなスターを育て、勝ち点を積み重ねていくに違いない。
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