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本当にサッカーできる? Jリーグ、地域別降雪量ランキング3位。新スタジアムに期待! 今年もファンの力を借りた東北クラブ

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 Jリーグは2026年から秋春制に移行する。12月第2週頃から約2ヶ月のウインターブレイクを挟むことが決まっているとはいえ、寒冷地のクラブには不安もある。今回は、Jリーグのクラブの本拠地がある地域の降雪量を調べてランキング化して紹介する。※降雪量は『気象通報』の2024年11月1日〜2025年3月4日のデータを参照。

3位:モンテディオ山形

モンテディオ山形のNDソフトスタジアム山形
【写真:Getty Images】

本拠地:NDソフトスタジアム山形
スタジアム所在地:天童市
降雪量:260cm(※天童市は観測所がないため、隣接している山形市のデータを参照)

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 モンテディオ山形の本拠地「NDソフトスタジアム山形」も、雪の影響を避けられない環境だ。スタジアムは天童市にあるが、観測所がないため、隣接する山形市のデータを参照すると、今冬は260cmの降雪量を記録している。

 同スタジアムは、山形県総合運動公園内にある陸上競技場で、1995年に開場。冬季開催を想定した最新設備はなく、老朽化も進んでいる。スタンドの屋根はメインスタンドの一部に限られ、バックスタンドやゴール裏には屋根がないため、冬季の試合では降雪や強風の影響を大きく受ける。

 今年もスタジアムに雪が降り積もり、SNSを通じてファンに除雪作業の協力を要請。地元サポーターの協力もあり無事に除雪が進んだが、長期的な課題は残る。

 モンテディオ山形は以前から新スタジアム建設を進めており、2028年のオープンを目指して計画が進行中だ。新スタジアムはアウェイ席を除く3方向が屋根で覆われる計画で、現在のスタジアムと比べて快適な観戦環境が期待される。建設予定地はNDソフトスタジアム山形の特設駐車場として使用されているエリアで、アクセス面では大きな変化はない見込みだ。

 スタジアムのネーミングライツを持つNDソフトウェアは、山形県南陽市に本社を構える企業で、介護・福祉・医療施設向けのソフトウェア開発を主力事業としている。また、除雪車の運行管理システムも開発しており、積雪地の交通インフラ管理に強みを持つ。冬季の試合運営において、スタジアム周辺のアクセス改善にどのように貢献するのかも注目される。

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【了】

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