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J1リーグ第7節が29日に各地で行われ、鹿島アントラーズはヴィッセル神戸に1-0と完封勝利。勝ち点を「16」に伸ばし、首位をキープした。そんな好調なチームで絶対的な存在となっているのが、安西幸輝だ。開幕戦で「負けた時も先を見ていた」というベテランは、今の強さを確信していたのかもしれない。(取材・文:元川悦子)
「結局はサコ君のところが起点になるので…」
3月の代表ウィークを挟んで再開されたJ1リーグ。中断前の第6節終了時点で勝ち点「13」を確保し、首位に立っていたのが鹿島アントラーズだ。
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快進撃を見せる彼らは、同期間に行われたYBCルヴァンカップ1回戦で栃木シティと対戦。苦しみながら濃野公人の決勝弾で勝ち切った。その一戦で先発したチャヴリッチと舩橋佑が好印象を残したことから、鬼木達監督もリーグ戦での起用を決断したのだろう。
29日のヴィッセル神戸戦では2人が揃ってスタメン入り。2023・24シーズン王者をホームのカシマスタジアムに迎え撃つことになった。
神戸の方はAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の16強敗退を受け、ようやく日程に余裕が生まれた。16日のリーグ戦第6節・湘南ベルマーレ戦の後、2週間のインターバルがあり、3月に加入したエリキやグスタボ・クリスマンら新戦力が融合。2月15日のJ1開幕・浦和レッズ戦で右足を肉離れし、離脱していた酒井高徳も復帰するなど、戦力的に十分な状態で大一番に向かってきた。
鹿島としては、まず大迫勇也、武藤嘉紀、エリキという強力3トップを封じるところから試合をスタートさせなければいけない。最終ラインの統率役である植田直通が試合前に「結局はサコ君のところが起点になるので、そこを自分たちがどれだけつぶせるかだと思う」と語っていた。