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「韓国だけが失敗」W杯行きを確定できなかった韓国代表、現地メディアは日本・イランのアジア強豪と比べて「プライドが傷つく」

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

アジアの強国と韓国を比較?

 サッカー日本代表は25日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)でサウジアラビア代表と対戦した。試合は0−0の引き分けで終了している。韓国メディア『MBNTV』は26日に、W杯本戦行きを決めた日本、イランと引き分けの多い韓国代表を比較した。

 第7節のバーレーン代表戦で勝利し、開催国以外で世界最速のW杯出場を決めた日本。第8節のサウジアラビア戦は引き分けに終わったが、勝点1を手にしたことでC組1位突破も確定した。A組では、イラン代表がウズベキスタン代表と引き分けたものの、勝点を20に伸ばし4大会連続7回目のW杯出場を決めている。

 B組首位の韓国は、2位のヨルダン代表をホームに迎えた。試合開始5分、セットプレーのチャンスをイ・ジェソンがものにして、韓国が先制する。しかし、30分にヨルダン代表のマフムード・アル・マルディの得点で追いつかれてしまった。その後、両チームともに決定機は作ったものの決めきることができず。試合は1-1の引き分けに終わっている。

 同メディアは、「日本とイランは本戦出場を確定したが、韓国だけが失敗した」と前置きし、W杯進出を決めた2カ国と自国代表チームの現状を比較した。

「アジアサッカー強豪国のうち日本とイランは本戦行きを決めたのに、韓国はまた引き分けだ。特にホームで行われた2試合ともに、勝利することができずプライドが傷ついた。オマーンとヨルダンの両方に勝てれば、W杯進出を確定できたが自らチャンスを逃している。イラクがパレスチナに敗北した幸運によって、6月に控えているイラクとのアウェイゲームでは引き分けでもW杯に行くことができるが、低調なパフォーマンスが問題だ」

 また、「相手の守備を崩すことのできる戦術がないのも問題である。イ・ガンインのパスや時々見られる選手の個人突破に依存している状況だ。戦術がないという点に関しても、本大会までに解決しなければいけない」と、3月の2連戦を通してチームの課題が浮き彫りになったと強調している。

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【了】

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