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「現在急上昇中」マインツMF佐野海舟、9ヶ月で市場価値が1000万ユーロ増加!今季の躍進を示す爆増ぶりにドイツ紙も絶賛

text by 編集部 photo by Getty Images

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マインツMF佐野海舟
【写真:Getty Images】

佐野の市場価値が急上昇!

ドイツの移籍情報専門サイト『Transfermarkt』は27日に、ドイツ・ブンデスリーガに所属する選手たちの市場価値の更新を行った。ドイツ紙『ビルト』は27日に、今回のアップデートで所属する選手たちの市場価値が大幅に上昇したマインツに注目している。

 

 昨夏の移籍市場で、鹿島アントラーズからマインツに移籍したMF佐野海舟。移籍後すぐにチームを率いるボー・ヘンリクセン監督の信頼を掴むと、今季リーグ戦26試合に出場している。

 ブンデスリーガ公式サイトによると、今季の佐野は、デュエル勝利数が290回でリーグ5位、総走行距離は302.8kmでリーグ2位、インテンシブランは2136回でリーグ4位。1対1の強さ、運動量という点で、ドイツでもトップクラスの数字だ。クラブもリーグ戦26試合を消化した時点で、13勝6分7敗勝点45の3位につけており、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得も見えてきている。

 今回の『Transfermarkt』のアップデートでは、マインツの躍進ぶりが高く評価された。クラブ全体の市場価値は、前回の1億1,240万ユーロ(約180億円)から1億5240万ユーロ(約244億円)と急上昇。

 また、佐野に関しては、昨年12月時点での市場価値は700万ユーロ(約11億円)だった。今回の更新では1700万ユーロ(約27億円)となり、約1000万ユーロ上がっている。

 今回の市場価値更新で、佐野よりも上昇幅が大きかったブンデスリーガの選手は5人だけだ。ホッフェンハイムMFトム・ビショフ(1300万ユーロ上昇)、ライプツィヒFWベンヤミン・シェシュコ(1500万ユーロ上昇)、フランクフルトFWウーゴ・エキティケ(1500万ユーロ上昇)、ドルトムントFWジェイミー・ギッテンス(1500万ユーロ上昇)そしてバイエルンFWマイケル・オリーセ(1500万ユーロ上昇)の5人が該当する。

 ドイツ紙『ビルト』は、「マインツの市場価値は現在急上昇中」と前置きし、「全選手の市場価値が爆発。ファンは3位を祝い、選手たちもスポーツ面での成功を楽しんでいる。CL出場権も手の届くところにあり、マインツには驚きを隠せない」と、今季の躍進ぶりを高く評価した。

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