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【写真：Getty Images】
韓国代表、首位をキープしているが…
韓国代表は25日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選（3次予選）でヨルダン代表と対戦し、1-1で引き分けた。これで3戦連続ドローとなり、韓国は首位で足踏みしている。低迷する要因の一つは、主将を務める韓国代表FWソン・フンミンの不調にあると、米メディア『ESPN』が26日に指摘した。
ソン・フンミンは2015年8月からトッテナムのストライカーとして活躍し、2021/22シーズンにはプレミアリーグの35試合で23ゴール決めて得点王に輝いたこともある。昨季も主力の座は揺るがなかったが、今季はベンチスタートの機会が増えている。それでも韓国代表に選出され続けているが、前節のオマーン戦ではゴールを決めることができず試合後に謝罪している。ソン・フンミンの調子にも波はあるが、それが韓国のパフォーマンスにも大きく関わっている状況だ。
それを踏まえ、同メディアはタイトルに「ソン・フンミンが活躍しない時、韓国を支えるのは誰なのか？」とつけ、「ソン・フンミンはオマーン戦後、公に謝罪する羽目となった。ヨルダン戦では攻撃の要として起用されたことが、彼の状況をさらに厳しくした。多くのスパーズファンが口を揃えるように、彼がベストなパフォーマンスを発揮できるのはそこではない。常に全力を尽くしてはいるものの、本来の力を発揮できていない」と報じ、ソン・フンミン頼みから脱却する必要があるとの見解を示した。
そして、ソン・フンミンの代わりに韓国を支える候補として最初に韓国代表MFイ・ガンインの名前を挙げたが「彼はオマーン戦で見事なアシストを記録した。しかし、足首を負傷してヨルダン戦は不在だった」と指摘。続けて、韓国代表FWファン・ヒチャンを指名したが「プレミアリーグでの実績を踏まえると、ファン・ヒチャンも有力な候補として期待される存在だ。しかし、29歳という年齢で本来はピークに達しているにもかかわらず、まだソン・フンミンの影から抜け出せていない」と報じた。
さらに、「中盤のイ・ジェソンとファン・インボムは、ソン・フンミンに次ぐ補佐的な原動力として試合を支えることが多い。だが、いずれも攻撃面で積極的に関与するというよりは、必要なXファクターを欠いており、韓国の試合を一貫して変革する存在にはなり得ないというのが現状だ」と伝えている。韓国が低迷から脱却するには、ソン・フンミン頼みの状況を改善する必要がありそうだ。
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