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サッカー日本代表、悲願のワールドカップ制覇は実現できるのか!?
サッカー日本代表は、2026年に開催されるワールドカップの共催国である米国、メキシコ、カナダ以外で、最も早くW杯出場を決めたチームとなった。それだけに期待度は高く、本大会での躍進も予想されている。米メディア『ESPN』が「日本はW杯で優勝できるのか?」と題し、27日に分析した。
国際サッカー連盟(FIFA)が発表した最新のFIFAランキングにおいて、日本は15位となっている。アジアではトップであり、他のアジア諸国の上位は18位イラン、23位韓国、26位オーストラリアという並びだ。2026年のW杯から出場枠が、これまでの32カ国から48カ国に増加したとは言え、他国のレベルも上がっているだけに容易には本大会出場の切符を獲得できない。しかし、日本は8試合を終えた時点で6勝2分の無敗で首位を独走し、早々にW杯行きを決めた。
それを踏まえ、同メディアはタイトルに「日本はW杯で優勝できるのか?」とつけ、「戦力的には、現在の日本は欧州の主要リーグで活躍する選手を数多く擁する強力な陣容を誇る。かつての中田英寿、本田圭佑、香川真司のような絶対的なスターこそいないものの、層の厚さでは歴代最高レベルと言えるかもしれない。守備的な戦術が批判されることもあった森保一監督だが、今大会の予選では攻撃的な3-4-2-1システムを採用し、大胆な采配を見せている。特に興味深いのは、三笘薫と堂安律というクラブでゴールを量産するアタッカーをウイングバックに配置し、久保建英と南野拓実という創造性あふれる選手を攻撃的MFとして組み合わせている点だ。さらに、鎌田大地、古橋亨梧、前田大然といった欧州組の実力者が先発に入れないほどの競争の激しさも、今の日本の層の厚さを物語っている。間違いなく、日本には2026年のワールドカップで深いラウンドまで勝ち進むだけの実力がある」と評価した。
その一方で「直近のサウジアラビア戦(0-0)が示したように、日本は同格の相手が引いて守る展開になると、攻めあぐねる場面もある。アジアでは攻撃的な姿勢が功を奏しているが、世界の強豪を相手にした時に森保監督がこの戦術を貫くのかは、依然として未知数だ」との見解を示している。日本がW杯優勝を成し遂げるには、さらなる成長が必要となりそうだ。
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