17位:田中碧(たなか・あお)

【写真:Getty Images】
生年月日:1998年9月10日
所属クラブ:リーズ・ユナイテッド(イングランド)
日本代表通算成績:32試合8得点1アシスト
市場価値:400万ユーロ(約6.4億円)
日本代表最新メンバーの市場価値ランキングで17位にランクインしたのは、1年経たずしてEFLチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ相当)を代表する選手となった田中碧だ。
2024年8月、田中はデュッセルドルフからリーズ・ユナイテッドに完全移籍で加入した。イングランド挑戦初年度からその存在感は際立っており、今季ここまではリーグ戦35試合に出場して4得点2アシスト。中盤の“コンダクター(指揮者)”として、首位に立つチームを力強くけん引している。
現在、田中の市場価値は400万ユーロ(約6.4億円)となっている。リーズ移籍直前の2024年6月から価格の変動はないが、今季の活躍ぶりを勘案すれば近いうちに市場価値はさらなる高値を付けるだろう。
リーズがプレミアリーグ昇格を果たした場合、田中は今夏の移籍市場で“人気銘柄”となるはず。加入からまだ1年が経っていないなかで、早くもイングランドの水に順応したのは流石の一言だ。
これまで森保ジャパンでは遠藤航と守田英正がダブルボランチに君臨してきたが、早期にFIFAワールドカップ(W杯)26の出場を決めたことで、今後は田中にもより多くの出場機会が巡ってくる可能性がある。
リーズで見せているような攻守両局面における圧倒的な影響力を日本代表でも発揮できれば、田中の市場価値はさらに上昇していくに違いない。