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大卒3人が新人研修に参加
今季、東京ヴェルディには複数の大卒選手が加入している。新井悠太、熊取谷一星、そして内田陽介の3人だ。26日には、新人研修の一環としてグリナード永山というショッピングセンターでのサイン会に出席し、会場には大勢のファンが押し寄せた。加入してからまだ公式戦の出場がない内田は、ファンからの激励の言葉を力に変える。
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そもそも、サッカー選手にも新人研修があることを知っていただろうか。Jリーグは2003年度から選手による社会貢献活動を義務化しており、各クラブは独自の方法でさまざまな取り組みを実施している。
多摩市立陸上競技場を練習場として使わせてもらうことがあるヴェルディは、日頃からのご支援とご協力への感謝という意味で、多摩市永山のグリナード永山でサイン会を開催した。
サイン会に出席した内田は、「想像していたよりファン・サポーターの方々が集まってくれて、多分400人ぐらいいたかな。自分にとっても良い経験になりましたし、ありがたいことです」と新人研修で地域の方々と触れ合う機会があることに感謝の意を表した。
「頑張ってください!」という声も多数いただいたようで、応援してくれる人たちがいることが、自分の力になると改めて感じた内田。まだ公式戦の出場がない彼にとっては何よりの刺激となったはずだ。
そんな内田は自身の現状としっかり向き合っている。
「自分の課題は自分でもわかっている。そこといかに向き合っていけるかということと、これまで積み重ねてきた自分の特徴は消さないようにしていきたい」
特徴である運動量や長距離のスプリントはこれからも取り組んでいきたい部分である反面、判断やポジショニングについてはまだまだ足りないと分析している。
実際に、大学とプロでの一番の違いについては「頭の回転の速さと、まわりの選手といかに繋がっているか」の2点を挙げた。
良いポジションを取るための判断は頭の回転の速さが重要になってくる。内田いわく、その点はプロの選手は「全員が同じレベルにある」と言い、まずはそのレベルに追いつかなければいけないと感じているようだ。
同じ明治大学出身の同期の選手たちが活躍を見せている中、「そこまで連絡は取っていない」と語っているが、それでも「自分も頑張らないといけない」と思えるのはそういった仲間の存在があってこそだろう。
ファン・サポーターの激励と、同期の活躍を力に変え、内田がピッチに立つのを心待ちにしたい。
(取材・文:水野裕介)
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