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谷川萌々子が先制ゴールをアシスト

　UEFA女子チャンピオンズリーグ（UWCL）準々決勝2ndレグが現地時間26日に行われ、バイエルン・ミュンヘンは、アウェイでリヨンと対戦し、1-4の敗北。これにより、2戦合計1-6で敗退している。この試合では、バイエルンの19歳MF谷川萌々子が先制ゴールをアシストするも、終了間際に負傷した。

　谷川は19日に行われた1stレグでUWCLデビュー。2ndレグのこの一戦は、大会初のスタメン出場で、先制点をお膳立てする。33分、左サイドでクララ・ビュールからパスを受け、そのままワンタッチパスでリターン。ビュールはペナルティエリアまでドリブルで運ぶと、左足でゴール右へ決めた。

　次のプレーに移りやすい、優しい丁寧なパスからの得点だった。これで1点を先行し、前半はペースを握っていたが、後半に一挙4失点。結局、優勝8回を誇る強豪から金星を挙げることができなかった。

　ドイツに来て初のフル出場に期待がかかっていた注目の日本人MFだが、89分に相手へチャージされ、左足をついた瞬間に倒れてしまい、その場でうずくまってしまう。メディカルスタッフとチームメイトのリー・シュレルに抱えられながらピッチ外へ。その後、しばらく治療を受けるも、担架で運ばれていった。

　4月6日に行われるコロンビア女子代表戦に臨むなでしこジャパン（日本女子代表）のメンバーが27日14時に発表される予定だが、この怪我の状況を踏まえると、招集は見送られるかもしれない。