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RB大宮アルディージャが激戦を制して1回戦突破

　RB大宮アルディージャは26日、2025JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦でいわきFCと対戦。PK戦の末にもつれ込んだ熱戦を制し、2回戦進出を決めた。この試合でDF浦上仁騎が89分に決めた起死回生の同点ゴールは、まさに勝利に繋がった得点だった。

　いわきをホームに迎えた大宮。試合は16分に石渡ネルソンにゴールを許し、先制される苦しい展開に。さらに、1点を追う状況の中、32分に村上陽介にレッドカードが提示され、数的不利な状況に陥ってしまう。それでもホームチームは、オリオラ・サンデーのゴールで40分に同点に追いついたが、58分に再び失点。このまま試合は終わるかに思われた89分、ホームチームが土壇場で同点に追いつく。
　
　安光将作が左サイドから右足のインスイングでクロスを供給すると、浦上が頭で合わせてボールはゴール右隅に吸い込まれた。左斜め後ろからくる難しいボールだったが、28歳のDFは見事に決めきって見せた。

　このゴールで振り出しに戻した大宮は、延長前半9分に富山貴光がネットを揺らして勝ち越しに成功したが、102分に加瀬直輝にゴールを許し、追いつかれる。しかし、その後のPK戦を7-6で制し、次のラウンド進出を決めている。