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38歳となった現在も第一線で活躍し続ける長友佑都。サッカー日本代表が2026年のFIFAワールドカップ行きを決めたことで、5大会連続での本大会出場の可能性も出てきた。では、過去にW杯5大会連続出場の偉業を成し遂げたのは誰なのか。その功績を振り返る。(成績は『transfermarkt』参照)
FW:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1985年2月5日
出場大会:2006年、2010年、2014年、2018年、2022年
W杯通算成績:22試合8ゴール2アシスト
2026年のFIFAワールドカップ(W杯)・北中米大会で、クリスティアーノ・ロナウドは全てを手に入れることが出来るだろうか。
5度のバロンドール受賞、5度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、サッカー選手として最高のキャリアを歩み続けてきたC・ロナウド。W杯においても、2006年のドイツ大会から5大会連続出場と、傑出した記録を保持している。
ポルトガル代表での初出場は2003年のカザフスタン代表戦。スポルティングCPからマンチェスター・ユナイテッドに移籍した年のことである。翌年に開催されたEURO2004(ユーロ2004)や2006年のW杯ドイツ大会では、ルイス・フィーゴやデコなど錚々たる選手が名を連ねる中で、主力として活躍するまでに成長している。
2010年の南アフリカ大会からはキャプテンとしての重責も担うなど、チーム内での立場に変化が出てくると、ユーロ2016ではポルトガルにタイトルをもたらし、代表でも大きな栄光を手にすることに成功した。
だが、W杯に関しては勝負弱さが指摘されている。ポルトガル代表は直近5大会において決勝トーナメントで8試合戦っているが、C・ロナウドの得点関与はゼロ。これが原因で同選手が批判されることも少なくなかった。
37歳にして迎えた2022年のカタール大会でも準々決勝で散り、今後のW杯でこのストライカーを見ることはできないと思われたが、2025年現在もC・ロナウドは未だ代表の1トップに君臨し続けている。
40歳を迎えた同選手にとって、次の大会は正真正銘、最後の大会となるだろう。有望な若手が続々と出てきている中、C・ロナウドは有終の美を飾ることが出来るだろうか。