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直近は勝ち星から遠ざかっているベガルタ仙台だが、攻撃面では武田英寿を中心に良い流れができている。そして、直近2試合の全4得点に絡んでいるのが、地元仙台出身の武田英寿だ。仙台のスタイルにフィットしたレフティーは、“ちょっとした工夫”があれば状況は大きく変わると見ている。(取材・文:小林健志)
地元仙台に帰ってきた武田英寿
【写真:Getty Images】
今季ベガルタ仙台の新加入選手の一人で、浦和レッズから完全移籍加入したMF武田英寿。宮城県仙台市出身で、小学生時代は遠藤康らを育てたなかのFCでプレーしたが、4年生から5年生の途中までは仙台ジュニアでプレーした経験を持つ。
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その後青森山田中高でプレーし、高校サッカー選手権で活躍したのは周知の通りである。プロ入り後は浦和からFC琉球、大宮アルディージャ(現・RB大宮アルディージャ)、水戸ホーリーホックへ期限付き移籍して経験を積み、昨季は浦和で活躍を見せたが、このオフ地元仙台からのオファーを受けて完全移籍した。
今季J2リーグ開幕から2試合はベンチスタートだったが、第2節徳島ヴォルティス戦で途中出場後に攻撃を活性化させたことを買われて、第3節大分トリニータ戦で先発出場し、チームの攻撃の組み立て役として活躍し勝利に貢献。その後はレギュラーに定着した。
古巣対戦となった第5節水戸戦では、0-2とビハインドの状況の72分に前線へパスを送ると、それをFWエロンが折り返し、最後はキャプテンMF郷家友太のゴールにつながった。さらに試合終了間際の90+3分にもゴール前に送ったパスから混戦となり、FW宮崎鴻のゴールを呼び込み、2-2で引き分け、勝ち点1奪取に貢献した。
そして3月23日に行われた第6節ジュビロ磐田戦。前半に2失点を喫する苦しい展開だったが、後半またも得点を呼び込んだのは武田だった。