サッカー各国代表 最新ニュース

【写真:Getty Images】
韓国代表指揮官に厳しい目線
韓国代表は25日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)でヨルダン代表と対戦し、1-1の引き分けに終わった。韓国メディア『spotvnews』は現地時間26日に、韓国代表を率いるホン・ミョンボ監督に対して、海外から厳しい目線が向けられていることを伝えている。
ブンデスリーガの名門バイエルン・ミュンヘンに所属している韓国代表DFキム・ミンジェは、怪我のため今回のアジア最終予選には召集されていない。ホン・ミョンボ監督は韓国の主力CBが負傷したことについて、「バイエルンはケガ予防の観点から選手を保護していなかった。結果的に私たちは重要な日程で重要な選手を欠いて試合に臨まなければならない」と、バイエルンを批判するコメントを残した。
この批判的なコメントに対して、ドイツメディア『BAVARIANFOOTBALLWORKS』は、「代表監督がベスト選手を起用できないことに腹を立てるのは理解できる。しかし、文句を言う権利はない」と前置きし、「実際のところ、ホン・ミョンボ監督はそもそも韓国代表監督になるべきではなかった」と、代表監督選任過程において問題があったことを指摘している。
オランダメディア「Rijnmond」は、一連の報道を受けて指揮官のコメントを紹介しつつ、フェイエノールトに所属するファン・インボムを今回代表チームに招集したことを指摘。「ファン・インボムは(負傷離脱していたことで)3ヶ月間ほとんど試合に出場できていない。しかし、再び代表チーム合流のために世界をまたがなければいけない。選手の給与はクラブが支払う。代表チームはむしろ選手たちを保護すべき」と、復帰したばかりの同選手を強行招集したことに厳しい言葉を送った。
韓国メディア『spotvnews』も、「ヨルダン戦では、負傷から復帰したファン・インボムがなんと80分を消化した。交代直前、これ以上走ることができないという判断を下されている。負傷したわけではないが、正常な状態ではない選手を無理に投入したことに対する批判があふれる。2連戦に先立ち、バイエルンに向けて選手保護を叫んだホン監督は、自身が選手を保護できなかった。」と、自身の言葉とは矛盾して、負傷から復帰したばかりのファン・インボムを無理に起用したことに批判的な目線を向けている。
【関連記事】サッカー最新FIFAランキング1位〜100位。日本代表や韓国代表の順位は?
欧州日本人VS韓国人 最新年俸ランキング1〜10位
日本と韓国の差は? アジアの代表チーム最新市場価値ランキング1〜10位 【了】