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南野拓実が語る「チャレンジするべき部分」とは?ピッチ外から見たサッカー日本代表の課題【W杯アジア最終予選】

text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー日本代表MF南野拓実
【写真:Getty Images】

南野拓実はサウジアラビア代表戦の後半途中から出場

 サッカー日本代表は25日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)でサウジアラビア代表とホームで対戦し、スコアレスドローで終えた。チームのトップスコアラーである南野拓実はこの試合の途中からピッチに立ったが、ベンチからどのように戦いの行方を見守っていたのだろうか?

 日本が終始ゲームを優位に進めるなか、南野は83分に鎌田大地に代わって途中出場。仕事らしい仕事はほとんどなかったが、そのぶん試合の内容を俯瞰できた。

 現日本代表における最多得点者は、5バックでサイドの守備を固めて対策を講じてくる相手に対し「前の試合(20日のバーレーン代表戦)もそうでしたけど」と前置きしつつ、「そこ(サイド)が無理なのであれば、そこをフリにしてどうやって中を突いていくか」にアイデアを割くべきだったと振り返る。

 その上でサイドの攻防に関しても「(中村)敬斗も前半の最初の方とか1対1で(相手を)外してチャンスを作っていた」と語り、ある程度狙い通りに攻められていた手応えも明かした。

 自身も含め、今回の試合のように先発を6人変えてローテーションする場合、味方との連動性が希薄になるのではという懸念については、「前半の立ち上がり、特に(鎌田)大地とかタケ(=久保建英)とか、一瞬のひらめきのある選手たちを中心に、攻撃面では形になっている場面があったんじゃないかという感覚がある」と答えている。

 0-0で終わる試合を「どう崩していくか」に課題感を持っており、それこそが「ラスト2試合で僕らがチャレンジするべき部分だと思う」と明言した。

 最終予選はあと2つ。すでに日本はW杯本戦出場を決めているが、選手たちにとっては貴重なアピールの場だ。次戦は6月5日、敵地でオーストラリア代表と対戦する。

(取材:元川悦子 文・構成:編集部)

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【了】

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