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「気の緩みはなかった…」 サッカー日本代表MF久保建英、0-0のサウジ戦を「システムまで変えてきた」【W杯アジア最終予選】

text by 編集部 photo by Getty Images

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久保建英
【写真:Getty Images】

久保建英がプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出

 サッカー日本代表は25日、FIFAワールドカップ26(W杯)アジア最終予選(3次予選)、グループリーグ第8節でサウジアラビア代表と対戦し、0-0で引き分けた。プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出され、62分間プレーしたMF久保建英が、無得点に終わった一戦を振り返っている。

 20日のバーレーン戦では1ゴール1アシストの活躍で史上最速でのW杯出場決定に貢献した久保。今回の一戦でも右のシャドーの位置でスタメンに名を連ねた。23歳のアタッカーは、可能性も感じさせるミドルシュートや得意の右サイド高い位置でのドリブル突破など好プレーを披露した。

 久保は、「僕たちに気の緩みはなかったが、結果としては相手を押し込んだにも関わらず、0-0で終わってしまったのは僕らで共有して反省しつつ、また各々自分のチームに戻って、より一層成長して6月に皆さまとお会いできるように頑張りたい」と今予選で初の無得点に終わった一戦を振り返った。

 また、割り切った戦い方を採用してきた相手へのプレーに対しては「昔のサウジアラビアとは違って、徹底的に僕らを研究してきていたし、僕らに対応するようにシステムまで変えてきた中で、僕ら選手達が特に30分あたりからワンサイドゲームになったときに、もう少し工夫が欲しかったと個人的には思う」と反省を口にした。

 後半ややペースが落ちた要因について聞かれた久保は、「僕らが少し時間をかけた攻撃に切り替えたという部分もあると思う」と分析した上で、「押し込んでいるとどうしても足が止まって見えるのは、同時に起きてしまう現象だと思うし、僕らが違ったトライをしている中でそう見えていたのかもしれない」と説明した。

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【了】

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