WB:伊東純也

【写真:Getty Images】
生年月日:1993年3月9日(32歳)
所属クラブ:スタッド・ランス(フランス)
24/25リーグ戦成績:26試合4得点
日本代表通算成績:61試合14得点
森保一監督は今回のゲームを新戦力を試す場にはしないと見られるが、ローテーションの是非を考える必要はありそうだ。
特に高い強度を求められる両ウイングバックは、サウジアラビア戦の先発を変えてくる可能性がある。しかもそれが戦力ダウンではなく、ベンチにも優れた選手が多くいる現在の日本代表ならば純粋な代替策として成立する。
伊東純也は、20日のバーレーン代表戦で途中出場から久保建英の得点をアシストした。最終予選の7試合で1ゴール7アシストの選手が後半からフレッシュな状態で出てくるのは相手にとっては厄介極まりないが、スタートからでも脅威になり得るだろう。
サウジアラビア戦でも右サイドを貫くアタッカーとして、高いレベルのパフォーマンスに期待したい。
WB:中村敬斗

【写真:Getty Images】
生年月日:2000年7月28日(24歳)
所属クラブ:スタッド・ランス(フランス)
24/25リーグ戦成績:25試合8ゴール
日本代表通算成績:15試合8ゴール
伊東純也と同様に、20日のバーレーン代表戦で途中出場だった中村敬斗も、今回のゲームではスタートからピッチに立つ可能性が高い。バーレーン戦で先発した三笘薫は明らかにコンディションが悪く、おそらく25日の試合は休養となるだろう。
20日のゲームでは攻撃面での自身の持ち味をなかなか発揮できなかったが、その実力には疑いの余地はない。最終予選は2024年11月の中国代表戦を除き途中出場が大半だが、試合に出れば印象的な活躍を見せている。
とりわけ同年10月のオーストラリア代表戦(1-1の引き分け)では、何度も相手の堅守攻略を試みた。結局ドローに終わったが、このゲームでスタメンだった選手も含め、中村は最も可能性を示したアタッカーのひとりだった。
サウジアラビアは強力な相手だが、中村の突破力とインテンシティの高さは依然として日本の頼れる武器である。