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ラミン・ヤマルが延長戦でゴール
サッカーのスペイン代表は現地時間23日、UEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝セカンドレグでオランダ代表と対戦。3度のリードを追いつかれたものの、PK戦で勝利を収め、ベスト4入りを果たした。この試合ではFWラミン・ヤマルが圧巻のゴールを奪っている。
王者スペインは、敵地でのファーストレグを2-2のドロー。若干のアドバンテージを持ってオランダをホームに迎えた。試合はこの一戦で先発起用されたFWミケル・オヤルサバルが8分に自らが獲得したPKを決めて、スペインが先制する。しかし、54分にメンフィス・デパイにPKを成功され、同点に。それでも67分にオヤルサバルが再びネットを揺らしたが、79分にイアン・マートセンに左足で強烈なシュートを叩き込まれ、2-2の同点。勝負の行方は延長戦へ。
そして、103分。進化を続けるバルセロナの17歳が魅せる。19歳のDFディーン・ハイセンのロングボールに抜け出したヤマルは、見事な左足のトラップから自分の間合いに持ち込むと、右足の切り返しでシュートコースを作り出す。シャープな振りで放たれたシュートは、ゴール左隅に突き刺さった。延長戦という時間でありながら、高い技術が光った得点だった。
その後、シャビ・シモンズに再びPKから失点を許し、PK戦までもつれ込まれたが、なんとか勝利を収めて、ベスト4進出を決めている。