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【写真:Getty Images】
遠藤獲得に動く?
イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するサッカー日本代表MF遠藤航に対し、ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトが今夏での獲得を検討しているようだ。ドイツメディア『ビルト』などが、現地時間22日にその可能性を報じている。
同メディアは、「“6番”の問題は依然として注目されている。フランクフルトは昨夏、中盤に実績のある選手を加えたいと考えていた。しかし、獲得の有力候補であったパスカル・グロスはブライトンからドルトムントに移籍。代わって、逸材のオスカー・ホイルンドが台頭している」と述べ、さらに「それでも、クラブは夏の移籍市場で新たに中盤のポジションにもう一人の実力のある選手を加える方針のようだ」と、補強に動くと言及した。
そして、リバプールで出場機会が制限されている遠藤が獲得リストに名を連ねているという。もっとも、『ビルト』は遠藤の移籍が実現する条件として、フランクフルトが来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を獲得することが必須であると指摘している。仮にCL出場が確定した場合、クラブが遠藤を獲得する資金を用意できるためだ。フランクフルトは、リーグ戦26試合を消化して13勝6分7敗。来季CL出場圏内の4位につけている。
また英メディア『TRIBUNA』も、「夏の移籍期間にフランクフルトがリバプールから遠藤を獲得する可能性を検討している。クラブは日本代表主将のサッカーの素質に加えて、フィールド上におけるリーダーシップも高く評価しているようだ。これは、フランクフルトに欠けているものだ」と、経験豊富な選手が少ないことを指摘し、遠藤の獲得に動いてもおかしくはないと伝えた。
23年夏に、VfBシュトゥットガルトからリバプールに移籍した遠藤。今季はアルネ・スロット監督のもとで徐々に出場時間を増やしているものの、先発の機会はほとんどなくプレータイムは限定されている。フランクフルトには、昨季で現役引退し、現在はセカンドチームでアシスタントコーチを務める元日本代表キャプテンの長谷部誠氏も在籍している。長谷部氏の存在が、フランクフルト移籍への鍵を握ることになるかもしれない。
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