2位:久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年6月4日
市場価値:4000万ユーロ(約64億円)
24/25リーグ戦成績:26試合5得点0アシスト
日本代表通算成績:41試合6得点13アシスト
バーレーン代表戦で1得点1アシストの大活躍をみせた久保建英は、昨年6月に始まった最終予選の戦いを経てゴールに絡む機会が増えている。
日本代表では[3-4-2-1]の右のシャドー、所属するレアル・ソシエダでは右ウイングで起用されている久保は、「スキル」を活かしたカットインからのシュートが最大の持ち味。フェイントで目の前のディフェンダーの足を止めることでシュートコースを作り出すフィニシュワークの上手さは抜群だ。
今シーズンはカットインだけでなく、縦へのドリブル突破も効果的に使えており、プレーの幅が増えた印象だ。以前と比べると「フィジカル」の成長も見られ、簡単には倒れない強引なプレーも増えている。
得点に関与する「攻撃」に目を向けると、所属するレアル・ソシエダではやや数字が伸び悩んでいる。日本代表では最終予選だけで6アシストを記録したが、ラ・リーガではまさかの0アシスト。ただ、シュートに繋がるラストパスは34本も通しており、どちらかと言えば他の選手の決定力に課題があるだろう。