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スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表、最新メンバー能力値ランキング1~10位。トップに輝いたのは…

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)

【写真:Getty Images】

生年月日:1999年5月12日
市場価値:3000万ユーロ(約48億円)
24/25リーグ戦成績:5試合1得点0アシスト
日本代表通算成績:20試合1得点2アシスト

 今季の開幕直前に中足骨骨折の大怪我を負ってしまった伊藤洋輝は、バイエルン・ミュンヘンでのデビューが先延ばしとなり、今年2月にシーズン初出場を飾った。

 昨年6月以来の日本代表招集となった左利きのセンターバック(CB)の最大の特長は、「フィジカル」を活かした「守備」だろう。身長188cmとサイズがありながら十分なスピードがあり、守備範囲の広さとカバーリングが魅力的。ストッパーとしての能力だけでなく、左サイドバック(SB)としてもプレーできるダイナミックさを兼ね備えている。

 その上で「スキル」の高さも魅力的だ。レフティーのCBならではの角度から出るパスの精度が高く、ロングフィードも正確。バーレーン代表戦は怪我明けということもあってコンディションが万全ではなかったが、それでも前線へのフィードのフィーリングは悪くなかった。

 伸びしろがあるとすれば「IQ」の部分だろうか。冨安健洋のように周りを見ながら気が利くポジションを取れる器用なタイプではなく、バイエルンのようにしっかりとした枠組みがある中での方が判断に迷いがないように見える。最終ラインの選手に対する決まりごとの少なさが気になる日本代表でのパフォーマンスが上がらないのは、そういった背景もあるだろう。

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