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なぜ呼ばれない!? サッカー日本代表に招集したかった6人。いまこそ試したいW杯メンバー候補者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:森下龍矢

レギア・ワルシャワに所属するMF森下龍矢
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年4月11日
所属クラブ:レギア・ワルシャワ(ポーランド)
24/25リーグ戦成績:23試合5得点4アシスト

 森下龍矢は2023年に日本代表として2試合に出場したものの、定着には至らなかった。それでも、ヨーロッパで経験を積んだ今、もう一度試してみたい存在だ。

 明治大学卒業後にサガン鳥栖でプロキャリアを始めた森下は、翌2021シーズンに名古屋グランパスに移籍。2023シーズンのJ1では主に左右のウイングバックを務め、4得点4アシストを記録した。

 その後、ポーランドに渡った森下は、レギア・ワルシャワ加入1年目こそ得点・アシストともにゼロに終わったが、2年目の今季は飛躍のシーズンになっている。左ウイングのほか、トップ下としても起用され、より攻撃的な役割を担って5得点4アシストと、目に見える結果を残している。

 今月10日のモトル・トブリン戦では、味方のシュートミスをペナルティーエリア右でうまくコントロールし、左足でGKの股間を抜く綺麗なゴールを決めるなど、得点感覚も磨かれてきた。

 2023年に代表に招集された際は完全にDF登録だったが、現在は明確に攻撃型の選手へと進化している。複数ポジションをこなせるウイングバックは、登録枠の限られる短期決戦で貴重なオプションとなりうるため、森保監督も注視しているはずだ。

 とはいえ、ポーランド1部で活躍していることが、そのままヨーロッパ主要リーグでプレーする選手と対等に評価できるかは難しいところ。だからこそ、今のうちに代表チームに呼んで適性を見極めたい選手と言えるだろう。

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