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なぜ呼ばれない!? サッカー日本代表に招集したかった6人。いまこそ試したいW杯メンバー候補者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:浅野拓磨

マジョルカに所属するサッカー日本代表FW浅野拓磨
【写真:Getty Images】

生年月日:1994年11月10日
所属クラブ:マジョルカ(スペイン)
24/25リーグ戦成績:17試合2得点0アシスト

 浅野拓磨は、3月シリーズで日本代表に呼ばれ、アピールをしたかった選手の一人だろう。

 かつて森保ジャパンの常連だった浅野だが、最後に招集されたのは2023年9月。このときはバーレーン代表戦の終盤に出場機会を得たが、その後はひざの負傷もあり、10月以降は招集されていない。現在はすでに復帰しているものの、再び声がかかることはなかった。

 浅野は昨年夏にドイツのボーフムからスペインのマジョルカに移籍した。昨シーズンのリーグ戦では6得点1アシストと一定の成果を残していたが、ラ・リーガでは序盤から出遅れ、目立ったインパクトは残せていなかった。

 しかし、最近は調子を上げており、3月3日のアラベス戦で豪快なボレーシュートを決めて待望のラ・リーガ初得点を記録すると、16日のエスパニョール戦でもヘディングでゴールを決めた。

 試合後、ハゴバ・アラサテカ監督は、「シーズン序盤はケガで、そのあとは100%のコンディションではなく、なかなか頼ることができなかった。いまはゴールだけでなく、キレの良さも際立っている」と、浅野の復調を評価していた。

 一方で、浅野不在の間に序列を上げた古橋亨梧は、今冬の移籍市場でセルティックからフランスのスタッド・レンヌに移籍し、リーグアンでいまだ無得点と苦しんでいる。

 最近の調子を考えれば浅野も候補に入っていたことが予想されるが、代表に復帰するためには、もう少しクラブでアピールを続ける必要がありそうだ。

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