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なぜ呼ばれない!? サッカー日本代表に招集したかった6人。いまこそ試したいW杯メンバー候補者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:伊藤敦樹

伊藤敦樹
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年8月11日
所属クラブ:ヘント(ベルギー)
24/25リーグ戦成績:25試合2得点1アシスト

 伊藤敦樹は、2023年11月の負傷離脱以降、日本代表から遠ざかっているが、環境の変化とともに再度代表で試してみたい選手の一人だ。​

 浦和レッズの下部組織出身である伊藤は、2021年にトップチームへ昇格。​ボランチとしての高い守備力と攻撃参加で頭角を現し、2023年には日本代表にも初招集された。そして昨年夏、ベルギーのヘントに加入。ヨーロッパ挑戦1年目だが定位置を獲得し、リーグ戦25試合出場で2得点1アシストを記録している。

 ボックス・トゥ・ボックス型のMFである伊藤は、185cmの長身が一つの武器で、強靱なフィジカルを持つ。デュエルでは主将の遠藤航が上だとしても、空中戦を含めて守備力は十分に計算ができる。

 また、ヘントでも攻撃の特長を発揮している。今月のアントワープ戦では、高い位置でのボール奪取からドリブルでペナルティーエリア内に運び、決勝点をアシストした。

 バーレーン戦の日本代表は、3バックからロングフィードを狙うシーンが多く、守田英正が前線に顔を出そうとする場面が頻繁に見られた。そのような狙いでいくなら、大柄で攻撃力がある伊藤は打ってつけではないだろうか。

 ヨーロッパに飛び出して経験を積んでいる伊藤は、W杯本大会までにもう一度チャンスが与えられてもおかしくない選手だ。

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